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早めに適切な治療を
小さなきずやけがも、治療のしかたで結果が変わります。
元気なお子さんは、よく、けがをします。転んでひざや顔をすりむいたり、友達や兄弟に顔を引っかかれたりします。多くの場合、お母さんは、「この程度で病院に行ってもいいものか。」迷ってしまいます。
でも、きずの手当ては最初に正しく行えば、感染も起きにくく、傷あとも残りにくくなりますので、正しい治療を教えてもらいましょう。
傷には、縫ったほうがいいものと、縫わないほうがいいものがあります。
猫や犬に噛まれた傷は、ほぼ間違いなく感染を起こしますので、縫わずに自然治癒させます。傷があるからといって、必ずしも毎日病院へ通う必要はありません。消毒はしなくても、清潔を保ち、傷の治りやすい環境をつくってあげていれば、傷は自然の修復力で上手に治ってくれます。
砂や木の破片など、異物が傷に入っている場合には、傷が治ってから入れ墨のような色が残ってしまうことがあります。麻酔をして傷を縫ったり、洗ったりすることもあります。麻酔の注射は怖いかもしれませんが、上手に行えば、少ない痛みで麻酔を効かせてあげることができます。怖がらないでください。
日ごろのお仕事にいそしんでいる皆さんは、手指のけがをする機会も多くあります。とくに、農作業をしている皆さんは、野菜のとげを刺したり、つめの下に砂が入って化膿したりします。「私は化膿しやすい体質なんです。」という話を聞くことがありますが、病気でない限り、体質はほとんど関係ありません。
いつまでも治らないきずがあるときには、そのきず自体に治りにくい原因が潜んでいることが多くあります。とげが刺さっていることに気がつかないでいる場合もたくさんあります。治りにくい傷があるときには、御相談してください。
やけどをした時は、緊急処置として冷たい水をかけます。洋服が張り付いた場合には、洋服の上から冷たい水をかけるようにし、水をかけられない場所は、冷たい水に浸したタオルなどを使って冷やします。市販されている薬などを塗らずに病院にいくようにしてください。
最近では、閉鎖療法といって、ラップなどを巻いた状態を毎日続け、皮膚を再生させる治療がありますが、全てにおいて正しい方法ではありません。傷の状態を把握せずに行うことは危険です。死んだ組織が付着していたり、感染を伴う傷に行うと、密封された菌が体内に侵入しやすくなります。傷の状態に応じて手当の方法を変えていくことが、良い治療です。
冬になると、湯たんぽや、電気暖房器具の使用が増え、手足に低温やけどを生じることがあります。低温やけどは痛みを感じない低い温度でゆっくり進行するため、気づかないことがあります。
特に高齢の方や乳幼児の方は注意しなければいけません。低温やけどになった場合、痛みがないため軽い症状だと勘違いされがちですが、手術をするほどの重症なこともあるので、早めに診察を受けてください。
強い日ざしのもと、日焼けをしすぎて皮膚が赤くなり、ひりひりしてお風呂に入れなくなった経験があると思います。このような皮膚が炎症を起こしている状態をⅠ度熱傷といいます。
炎症を抑える外用薬を塗布するなどで、数日以内で治ります。
Ⅱ度熱傷
てんぷらを揚げていた油が飛び散ったり、熱湯をこぼした場合には、皮膚の表面が深く傷つくことがあり、赤くなるだけではなく、水ぶくれができることがあります。小さいお子さんは、炊飯器の蒸気孔に手をつけたり、ファンヒーターに触れたりしてやけどをすることが多いです。これはⅡ度熱傷の症状です。
浅いものは、きちんとした治療で、およそ2週間以内に治ります。しかし、深いものは1ヶ月近くかかる場合があり、細菌感染が生じたり、傷あとができやすくなります。
Ⅲ度熱傷は重症なやけどで、皮膚がすべて焼けているので、痛みを感じません。痛みがないので、重症感がないことがあり、傷を悪化させることがあります。範囲が広くなると、脱水によるショックの危険があり、輸液治療が必要になってきます。
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