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皮膚のほくろや粉瘤

診察で大切にしていること

ほくろと粉瘤は、皮膚科で最も多く見かける皮膚のできものです。特にほくろは、さまざまな顔をしています。ほくろのような顔をしていても、まれに悪性のものもありますので、きちんとした診断をしてから治療法をご説明いたします。手術の場合には、できるだけ小さく、目立たない傷痕になるよう、形成外科のあらゆる工夫をしています。

治療方法のご紹介

炭酸ガスレーザー

ほくろの除去

ほくろを除去するには、大きく2つの方法があります。

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つめは、炭酸ガスレーザーという装置を使い、削るように取り除く治療法です。縫合することはせず、自然に傷を治す方法で、手術後およそ2週間程度、目立たない絆創膏を貼っていただきます。引きつれや線の傷痕は残りません。傷が治ってから3から6か月は除去した部分の傷が赤く、目立つ時期があります。6から12か月経過すると赤みがなくなり、傷あとは白く目立たなくなります。ただ、まれに再発することがあり、再手術を行う場合があります。また、体質や切除する部位により、まれに盛り上がりや凹み、赤みが残る場合があります。

 

 

2つめは、ほくろを含めて皮膚を紡錘形に切除し、形成外科の技術で傷を縫いよせる方法です。顔以外の場所はこの方法を行います。1から2週間で傷は治り、抜糸を行います。傷あとはしわの方向と一致するので、目立たない線になります。

 

粉瘤の除去

粉瘤とは、簡単に言えば「垢(あか)のたまった皮膚の袋」ということになります。にきびの痕、傷痕などが原因で、皮膚の表面に凹みが生じ、垢が出られなくなって袋のように大きくなってきたものです。不潔だからできるわけではありません。問題は、自然になくならず、菌が入って化膿する可能性があることです。そのため、小さいうちに手術できれいに切除できれば安心です。化膿した場合には、にきびがひどくなったように痛みや腫れがひどくなってきます。患部を切開し、膿を出させていただくようにしています。

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