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まぶたが重く、開きにくくなると視界が悪くなり、日常生活が不便になってきます。頭痛、肩こりなどの症状も出てきます。個人差はありますが、年を取ると誰もがかかる病気です。手術により、目が開きやすくなり、疲れも取れて生活が楽になります。
「まぶたを擦る癖のある人(アトピー、逆さまつげなど)」「コンタクトレンズをしている人」などは、まぶたを上げる筋肉がゆるみやすく(腱膜が瞼板からすべってしまう)、年齢が進むにつれ目が開きにくくなり、これを補うために額や首、肩の筋肉を無意識に収縮させるので、頭痛・肩こりがおきるというものです。
また、上記の要因がなくても、生まれつきのまぶたの解剖学的構造上、経年変化によって腱膜性眼瞼下垂になりやすい人も多くいらっしゃいます。
本来まぶたを上げる筋肉は、動眼神経で動く上眼瞼挙筋というごく薄い筋肉で、まぶたの縁の瞼板という組織の前に付着していて、これが収縮するとまぶたが上がります。瞼板への付着部分を挙筋腱膜と呼びますが、ここが瞼板から剥がれ、力が伝わらなくなってくると、腱膜性眼瞼下垂となり、挙筋腱膜の裏にあって上眼瞼挙筋と瞼板をつなぐミュラー筋に負担がかかり、ミュラー筋が伸ばされます(下図を参照)。
ミュラー筋は、いわば緊張の引き金となる交感神経の刺激で収縮します。逆に交感神経のスイッチにもなっていてミュラー筋が伸びてくるとそのスイッチが入り、通常は物を見上げる時、びっくりした時に反射的にしか収縮しない額の筋肉や、肩や首の筋群が無意識に縮み続けるようになってしまいます。
結果として、筋緊張性の頭痛・肩こり、人によっては全身倦怠感、手足の冷えなど自律神経症状をも引き起こします(もちろん前頭筋や、首、肩の筋群は意識的にも動かせます)。
図 瞼の構造(左)と腱膜性眼瞼下垂(右) ともに矢状断
頭痛・肩こり・目の奥の痛みがある方で、以下の症状がある場合は眼瞼下垂症が原因かもしれません。
手術は、たるんだ分の瞼の皮膚を切除し、眼窩隔膜を切開して、瞼板前面でゆるんだ上眼瞼挙筋の腱膜を糸で縫合固定するという方法です。これにより上眼瞼挙筋でまぶたを引き上げることができ、ミュラー筋にかかっていた過剰な負荷がなくなって症状が改善するというわけです。
腱膜性眼瞼下垂症手術の方法
緊急時には、御連絡をいただくことにしています。
茨城県水戸市近郊に住んでいる孫と私です。
最近、まぶたの下がりがひどくなり、視野がせまくなってきてしまいました。車の運転ではいつもあごを上げていました。頭痛、肩こり、疲労感、不眠などもありました。
信州大学のホームページなどで、瞼下垂症のことを知りました。栃木県小山市に住む友人も同じような症状で悩んでおり、一緒に診察を受けることにしました。
今回、佐久平で開業された篠原先生を紹介されました。腱膜性眼瞼下垂症と診断され、友人と一緒に手術を受けることになりました。
手術の前に撮った写真(術前の写真)は、まぶたが重いです。
手術は痛いのではないか、と思い、どきどきでしたが、手術中は看護師さんとお話したりなど、リラックスして受けることができました。
手術の後は、しばらく腫れもありましたが痛みはありませんでした。すぐにいつもと同じ生活ができました。術後2週間です(術後の写真)。
この後に診察をしていただき、抜糸をしていただきました。
車の運転はとても楽になり、まわりが明るくなりました。孫の顔も良く見えます。凝りや疲れもなくなりました。若返った気持ちです。
症例2:70歳女性
左は手術前。右は手術後3か月の状態です。
年とともに、まぶたが開かなくなり、つらい思いをしてきました。このまま一生過ごすには・・・と思い、手術を受けることにしました。まぶたが軽くなり、とても視界が広がりました。頭や肩もすっきりした感じです。
症例3.26歳女性:頭痛、顔面痛、肩こり、不眠症がありました。
二重のラインが縫合した部位です。 手術終了直後はまだ腫れています。
術後は2週間で抜糸します。半年後の状態では、手術の傷はほとんど分かりません。
頭痛・顔面痛、肩こり・不眠症も改善しました。
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