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院長のブログ

初夏のみずいぼ

いよいよ、夏がやってきました。
皮ふに病気を持ったお子さんは、「プールに入れるの?」・・・・・よく尋ねられます。そうですね、こどもにとって、プールはとても楽しい遊び場です。
このごろ、ちょっと困っているのは、「保育園で、『みずいぼを取ってきてください。』と言われたので取ってもらいに来ました。」という場合です。みずいぼを取るとき、お子さんは、痛みもあるのでつらそうです。麻酔のシールを前もって1時間以上前から貼っていただくと、痛みはやわらぐのですが・・・。
原則的に、期間はかかりますが、みずいぼは自然に治るものなので、痛がるのを無理して取る必要はないと思っています。確かに、つぶれた水いぼは、ウィルスが飛び出してひとからひとへうつります。でも、プールだけが悪いわけではなく、教室でふざけあっていると接触してうつります。プールだけ禁止しても、感染の予防にはなりません。
みずいぼは、乾燥した肌が大好きですので、お薬などで保湿ケアをしていれば広がりを防ぐことができます。たくさんあっても、体の抵抗力ができあがってきて、そのうちに自然に治るものですよ。

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