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院長のブログ

すりむいた傷の手当て

運動会の季節になりました。
かけっこ、綱引き、騎馬戦・・・・こどもたちも練習を重ねて頑張っています。
もちろん、膝や肘をすりむいてけがをすることもありますので、学校から病院へ来る子もいらっしゃいます。
ちょっとだけ、手当てのお話をいたします。
すりむいた傷の手当ては、最初は、水道の水でよく洗い流すようにしましょう。砂やアスファルトの色が残っているときは、洗い流すようにして、きれいにすることからはじめます。もし、深いところに入り込んでいるときには、あとで刺青のように色が残ることがあるので、病院できれいにしてもらうといいでしょう。傷は、乾かすよりも、湿っていたほうが治りが早いです。抗菌剤の入ったワセリンの軟膏を塗るのが無難です。シートなどでふたをする絆創膏がありますが、菌の入った傷の場合には化膿させることがあり、あまりよくありませんので、注意したほうがいいですよ。
小学校は、今週の土曜日が運動会のところが多いようです。
頑張れこどもたち。

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